アメリカのアリゾナ州に住むティーンエイジャーのAspen Clineさんは誕生日を迎えると最寄りのスターバックスへ友達と出かけたという。ここまでは普通の誕生日の1日である。しかし、彼女はスタバまで車ではなく、自身が所有する馬と出かけた。Clineさんと友達は、フラペチーノを注文したものの、スターバックスの店員に断られたとアリゾナ州のメディアABC15が報じた。
Clineさん馬に乗ってドライブスルーでの注文に何の疑問も持たなかった様子。Clineさん「私たちに理由を言わないまま『注文を受け付けられません』と断られた。私と友達はフラペチーノを、馬の為にコーヒーの上に乗っているホイップクリームを注文した」とその時の状況を説明する。
Clineさんはこの行動をとったのは以前、Youtubeで馬に乗りながらスターバックスのドライブスルーで注文するムービーを見たことがきっかけだという。そして、それを誕生日に実行しようと思いついた。しかし今回は、突然の事態に注文を受けた店員が驚きすぎたためどう対応したらいいかわからず断ってしまた。
スターバックスの担当者は、ドライブスルーでは馬でも歩行者からの注文は認めておらず、車のみとしているとABC15のインタビューに応えている。事前の連絡があれば購入可能とのことだが、前触れもなく動物がこられると店員が混乱するのも無理はない。
今回の件に関してClineの母Tandy Clineは「スターバックスはとても寛容だから彼らをサポートしてた。そんな素晴らしい企業なのに追い返されて失望した気持ちになった」と不満を露わにした。
スターバックスの他にもマクドナルドも馬に乗ってのドライブスルーからの注文を受け付けている店舗がある。しかし、それはどの街でもどの店舗でもやっているわけではない。下調べもせず興味本位で言ってしまっては失敗するとAspenは学んだことだろう。