H&Mが人種差別的な広告写真を自身のオンラインサイトに掲載した問題に対しての抗議の波はさらに広がりをみせている。
すでに伝えているとおり、以前H&MとのコラボアイテムをリリースしたことのあるThe Weekndは今後一切H&Mとは仕事をしないと発表していたが、その動きに同調するかのようにラッパーのG-Eazyは3月にH&Mとのコラボアイテムを発表する予定だったが、そのコラボをキャンセルし、H&Mとの関係を絶つとTwitterに投稿した。
In regards to H&M pic.twitter.com/EuvWMmZ6XA
— G-Eazy (@G_Eazy) 2018年1月9日
さらにNBAのスーパースターのLebron JamesやDiddyなどがH&Mに対する抗議を行っている。
Put some respect on it!! When you look at us make sure you see royalty and super natural God sent glory!! Anything else is disrespectful. pic.twitter.com/QVaxgngwh1
— Diddy (@Diddy) 2018年1月8日
常にシンプルな行動を行なうYGはTwitterに"Fxxk H&M"と今回もらしいツイート。
FUCK H&M.
— YG (@YG) 2018年1月9日
また今回の抗議に際して問題となった写真をアレンジしたアートワークが多く用いられている。こちらは少年が王冠をかぶり、問題となった文面にも王冠のグラフィックが。またH&MのロゴはShame=恥とアレンジされている。
こちらは文面が"Coolest King In The World"に差し替えられており、頭上にはまたも王冠が輝いている。
こちらも同様に力強い反差別のグラフィックに仕上がっている。
一夜にして差別的なグラフィックをアレンジして、反差別のシンボルに作り替えるアートワークが作られていったのは現代らしいスピード感といえるのではないだろうか。