今月1日、嗜好用マリファナの販売が解禁されたカリフォルニア州。販売開始当日には、開店前から大きな行列を呼んだというニュースが報じられた。そんな大衆化するマリファナビジネスにボクシングの元世界チャンプのマイク・タイソンが乗り込んだとThe Blastが報じた。
昨年12/20にタイソンは、カリフォルニアに16ヘクタールのマリファナ農園を開拓すると明かした。場所は、カリフォルニア州にあるデスヴァレー国立公園から南方に約96キロ離れ、エドワード空軍基地の近くに位置する砂漠地帯。それに関してビジネスパートナーであるRobert Hickmanは、「砂漠に現れたオアシス」と表現した。
タイソンのマリファナ農園で栽培されるのは、THCやCBDといった高品質の銘柄のみ。今後、最新技術を導入し、マリファナの生成から販売まで一貫した整備していく。The Blastによると、タイソンが手掛けるマリファナには、精神活性作用は含まれておらず、さらに、抗炎症やてんかん、抗酸化剤、精神病への薬として与えることができるという。
タイソンのマリファナ事業について、カリフォルニア市長のJennifer Woodは、この街を「再生」させると期待を膨らませている。
タイソンは、すでに『Iron Mike Genetic』という栽培のための新規事業に取りかかっているという。51歳の元ヘビー級チャンピオンは加速するマリファナ事業の熱を煽り続ける。商機は訪れるのか。