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孤高のファッションデザイナーに迫るドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』が公開決定

ニコール・キッドマン、ミシェル・オバマ前大統領夫人など世界のセレブやファッション・アイコンが愛して止まないファッションデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテン。

これまで密着取材などを断ってきた孤高の天才デザイナー、ドリス本人に迫る初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』が来年1月に公開される。

自由なクリエイションのために広告を否定しスポンサーを持たない唯一無二のファッションデザイナーとして活動するドリス・ヴァン・ノッテン。解禁された予告編では服作りへの知られざるインスピレーションの源を垣間見ることが出来る。

美しい生地サンプルや多くのデザインに囲まれ「じっくりと味わえる服をつくりたい」と徹底した姿勢で取り組むドリスのデザイナーとしての姿や、15年越しのオファーが実現したパリ・オペラ座でのショーに向けてひたすらに突き進む様子、アイリス・アプフェルの「彼は宝物よ」という言葉を聞くことができる。

芸術品に囲まれたアントワープ郊外の邸宅の庭園に咲き誇る鮮やかな花で部屋を美しく彩るなど、私生活では花に没頭している一面を覗かせるなど、これまで多くの取材を断ってきたドリスに「そこまで取材する?」とはにかませるなど、彼の内面にまで迫った作品となっている。

監督は『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』(99)で知られるドキュメンタリー監督のライナー・ホルツェマーが3年に及ぶ取材交渉の末にドリスから撮影許可を取り付けた。音楽は2013年にドリスの2014春夏レディース・コレクションで音楽を担当したレディオヘッドのベーシストを務めるコリン・グリーンウッド。

『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』は2018年1月13日にヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショーとなる。

 

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