トラックメイカーでDJのKuma the Sureshot、Threepee Boysのメンバーでありラッパーやトラックメイカー、インスパイア系POLOのアーカイバーとしての顔ももつSir Y.O.K.O.PoLoGod.、King Of Twitterの愛称を持つラッパーshowgunnからなるグループがMOUSOU PAGERだ。
彼らは日本語ラップシーンに衝撃を残したMURO、TWIGY、P.H.FRON、MASAO、DJ GOからなるグループMICROPHONE PAGERに極度にインスパイアされている。11月にリリースしたばかりの最新7インチ、『360°~ThreeScrappin’Stuff/キキタリネエカ』は既にほぼ完売状態のMOUSOU PAGERが、MICROPHONE PAGERやメンバーのソロ作などからフェイバリットをあげてくれた。
Kuma the Sureshot
1. MICROPHONE PAGER - "GIVE YA CHILL"(1994)
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一生の中で、何とかこんな曲を作ってみたい。こんなカッコいいベースラインがあるのか?ベース+ドラム+ちょっとの上ネタだけでこんなにカッコいい曲になる。。自分の楽曲制作時、迷った際に何度も引っ張り出す超お手本なクラシックです。
3人のラップのキレ具合も、最後のガヤの登場人物も。多分、アルバム制作時のマイルストーン的な楽曲だったんだろうなぁと妄想が膨らみます。”止まれ壊れたダンプカー”
2. TWIGY - "DATEME"(1997)
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ラップがカッコよすぎる。トラックがカッコよすぎる。タイトルがカッコよすぎる。TWIGYさんとBEN THE ACEさんの二人の天才の素晴らしいジョイント。
僕は特にREMIXが大好きで、Mandrillのdopeネタ一発使いの疾走感クラシック。
イントロの丁寧なプロダクションとシャウトは崇高なお手本です。
”届くか うずくか ドープ音楽家”
3. MURO - "真ッ黒ニナル迄"(1994)
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この曲で完全に人生が狂いました。レコード屋を出る時には手の汚れを確認するようになりました。Roy Ayersの1ループが最高にドープです。ディギングのアティテュードのクールさ、サンプリングの美学、楽曲制作への執念。。色んなを学んだ教科書であり、呪いです。
”手が真っ黒になる迄、いい音が仕上がる迄”
Sir Y.O.K.O.PoLoGod.
4. MURO From MICROPHONE PAGER - "STREET LIFE" (1994)
KRUSH POSSE時代のラップでは味わうことができなかった本場NYの空気感を感じるソロ作品。当時はunoのCMソングだったので気になりまくってて、ある日ふらっと立ち寄ったレンタルショップで8cmシングルCDを見つけ、手にした瞬間からスリル満点な人生、ヒップホップ人生が始まった!?この曲って日本語ラップ初のNY直通ストリートラップでしょう!
5. MICROPHONE PAGER - "言い分"(1993)
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ACROBAT BUNCH(ex.Super Stupid)との生バンドセッション。
名盤『OMNIBUS#1~玄人はだし』に収録されたこの盤のみに収録された楽曲。
当時のスモーキーかつドンギマリな雰囲気が伝わるピースすぎるセッション。
TWIGYの「暑くても厚着」って究極のB-BOYスタンスがかっこいい。
6. MICROPHONE PAGER - "RAPPERZ ARE DANGER -mischievous mix-"
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90年代中期のアンダーグラウンドサウンドを代表するようなモコモコフィルターが
最高なSOULS OF MISCHIEFによるリミックス。フック、ラフ&タフなライムフローもスリリングで憧れMAX!!MASAOのバース中、マイクに息が大きくかかってる辺り一発録りのセッションだったことが伺えて悶絶!
showgunn
7. MURO - "HIPHOP BAND"(2000)
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この時期のMURO&BOOのコラボはどれも最高ですがやはりこの一曲にとどめを刺す言わずと知れた超パーティー・チューン、いつ聴いても何度聴いてもブチ上がるしフロアは笑顔で溢れ大合唱に。そして機材=バンド仲間へのシャウトアウト!我々はこのスタンスに極度に影響を受けています。
8. MURO - "自由帳"(2007)
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2007年リリースのDABO Presents 「B.M.W-BABY MARIO WORLD-Vol.1」に収録された1曲。1分ちょっとと短いですが、ラップもリリックもめちゃくちゃにかっこよくて、この時期のMUROさんのラップをもっと聴きたかった…!と思わされます。"どんだけ形変わっちまった夢 今じゃ叶ってそのまた上の夢!!!"
9. MURO - "音波奴隷" (2005)
マボロシにfeat.された"廻シ蹴リ"に続いてのUSのクラシックチューンを
日本語でカバーする試みがここでは更に完成度を増しており、どれだけ原曲を聴き込んだのか、どれだけリリックを試行錯誤したのか、と想像するとクラクラしてきます。この領域に少しでも近付けるように。。
MOUSOU PAGER
10. MICROPHONE PAGER - "改正開始"(1993)
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当時のペイジャーの立ち位置や、そのポジションだからこその苛立ち、目標・志、すごい熱量で詰まった大クラシック。オリジナルもリミックスも、DJ GOの作るトラック、P.Hフロン、TWIGY、MUROによる三者三様のキレキレのラップもとにかく最高で、何度聞いても我ら3人は熱くなります!この曲が産まれていなかったら、日本語ラップの今は全然違う形になっていたのでは?そんなことすら感じさせる羅針盤の様な一曲です。そしてこの曲があったからこそ、逆説的にMOUSOU PAGERが産まれ、我々も「リリック書いて、音作って」るんだなぁ。。と思います。
MOUSOU PAGER
このグループを形容するような言葉はそう見当たらないが、強いて言えば伝説のラップグループであるMICROPHONEPAGERから極度にインスパイアされた、現行シーンにおけるBoomBapの救世主。メンバーにはMIX-CD『64SOURCES,andASSGIN』、DOTAMA andKumatheSureshot『DIRECTORY』のリリースも話題を呼んでいるトラックメイカー、DJのKuma the Sureshot、DJユニット、Threepee Boysのメンバーであり『Legend Of Japanese HIp Hop Flyer』編集人、PAY ME代表、トラックメイカー、ラッパー、インスパイア系POLOのアーカイバー、Sir Y.O.K.O.PoLoGod.、King Of Twitterの愛称を持つラッパー、showgunnからなるMICROPHONEPAGERを愛して病まない、何事も革ジャンの高 い襟で充分なバンド仲間3人によるラップグループ。
MOUSOU PAGER - 『360° ~ Three Scrappin’ Stuff~ / キキタリネエカ』
11.11(SAT) Release
7inch
Tracklist:
SIDE:A 360° ~ Three Scrappin’ Stuff~
Music by Kuma the Sureshot
Lyrics by Sir Y.O.K.O.PoLoGod./showgunn
SIDE:B1 キキタリネエカ
B2 BONUS BREAK
Music by Sir Y.O.K.O.PoLoGod.
Drum : Emu SP-12 (Kuma the Sureshot)
BASS : AKAI MPC 3000 (8ronix)
Lyrics by Sir Y.O.K.O.PoLoGod./showgunn
ALL Mixed & Mastered by 8ronix @Bullpen Lab
Artwork by AVOMARI
Photo by OMSB
Made in France
http://payme.thebase.in/items/8505180