フロリダの若きラッパーLil Pumpの勢いがとまらない。先日リリースしたデビューミックステープに収録されていた"Gucci Gang"がビルボードシングルチャートでトップ10にランクイン、Pump自身にとって初めてのこととなる。
10/23に公開された同曲のミュージックビデオは、すでに7000万再生を超えている。その勢いは止まるところを知らない。
Lil Pumpの多くの楽曲にいえることだが、"Gucci Gang"も2分4秒という短い楽曲で、これは過去42年間でビルボードトップ10にランクインした楽曲で最も短い楽曲だ。では42年前にはどんな楽曲があったかというと、Dickie Goodmanによる"MR. JAWS"で、これは2分6秒の長さ。録音機材などが発達した1960年代以降は、2分台前半のヒット曲はあとThe Venturesの“Hawaii Five-O”くらいだ。
しかしLil Pumpをはじめ、盟友のSmokePurppやXXXTentacionなどフロリダの若手ラッパーたちの楽曲は2分台前半のものが多く、なかには1分台の楽曲もある。今後はさらに短いヒット曲が生まれる可能性も十二分にあるかもしれない。