昨日東京・LIQUIDROOMで行われた『Virtual Gravity Tour 2017』ツアー・ファイナルとなるワンマン公演を終えたLUCKY TAPESが、来春にビクターからメジャーデビューすることを発表した。
高橋海(vo/key)、田口恵人(b)、高橋健介(g/syn)からなるLUCKY TAPESは、これまでに2枚のフルアルバムと9月6日には新作EP『Virtual Gravity』をリリースし、同月9日よりLILI LIMITやShiggy Jr.らをゲストに迎え全国9都市でツーマンツアーを実施。
リリースツアー最終日、ソールドアウトとなったこの日のLIQUIDROOMでは、EP『Virtual Gravity』からの楽曲を中心に、「Touch!」や「レイディ・ブルース」といったバンドの代表曲、さらに「TOKYO」と題された新曲も披露し、大所帯ならではのアンサンブルの中にも軽やかなメロディーと多幸感あふれるグルーヴで終始会場を包み込んだ。
そして今年6月に結成3年を迎えたバンドは、次のステージとして“メジャー”を選択することを発表。2018年春、ビクターより新作をリリースすることになる。
<メンバーコメント>
メジャーデビューというと大それたことに聞こえるかもしれないけど、ここだけの話、恵比寿LIQUIDROOMという舞台は一つの憧れであって、メジャーデビューというのはそもそも自分の中では目標ですら無かった。
だから特に変わることはないし、これからの作品もライブも今まで通り自分たちで考えて創っていく。単に自分たちの音楽に愛をもって取り扱ってくれるチームが増えただけのこと。
音楽なんて無くても生きれるのに、見えも触れもしない空気の振動に夢中になって泣き笑いできるみんなと一緒に、これからも見たことのないような音楽体験を創っていきたい!
高橋海
今まで、ベース弾いてきてバンドマンが1番かっこいいと思ってきて念願叶ってようやく、LUCKYTAPESでメジャーデビューが決まりました。メジャーへ行っても、自分のスタイルや信じてる音楽は絶対に曲げずにブレずに突っ走って行こうと改めて思ってます。支えてもらってる人や家族やチームの皆と遊びに来てくれる皆と一緒に良い景色を沢山ずっと見続けていきたいな。
僕はステージ立ってる時が一番幸せです。
田口恵人
新しい環境でのスタート。今まで実現しきれなかったイメージの再現や、新しく見え始める新しい景色、世界への期待を胸にし、自分たちの音楽をより深く探求できたらなと思います。僕らなりの音楽で、より沢山のみんなが、もっと音楽の色々を好きになってくれたらいいな!
高橋健介