フライデーナイトを楽しむ新シリーズ”Emotions”が渋谷WWWにていよいよ今週金曜日に開催。W、X、βの3か所でフル稼動するアニバーサリーに出演するDJ陣から、自身が主催するパーティー/イベントにも紐づく”今”エモーショナルなトラック・ベスト3が届いた。
アジアでの活躍も目まぐるしく、ヒップホップのシーンに進出するも、もはやそのジャンルの概念を感じさせないニュータイプYonYon、ハウスを斜めからも掘り下げるAspara、メランコリアとアシッド・バイブス全開のspeedy lee genesisことS-LEE。
さらにグラフィックやストリート・ファッション”RAW”なる新世代のハウスを起点に人気上昇中の最若手KOTSU、ボウリングを通してテクノを空間や体感としてよりフィジカルにエンタテイメントするBowler Room主催のDaigo Sakuragi (D.A.N.)、そしてポスト・トライバルなベースを軸に奇妙なグルーヴと無国籍感を放つ南蛮渡来主催のMars89とminによるユニットThe Chopstick Killahzの6組がチョイスした「今」を感じるトラックたち。そのチョイスを聴きに、『Emotions』そして彼ら自身のパーティーへどうぞ。
YonYon [BRIDGE]
パーティー名:UNDERWAVE
UNDERWAVEは、海外のアンダーグラウンドの波を東京のクラブシーンにまで届けるべく立ち上がった新たなパーティー。都内で DJ /プロモーター/ライターなど幅広く活動するYonYonが主宰するブッキングエージェントBRIDGEが企画・制作を行う。詳細は、UNDERWAVEの公式ウェブサイトにて。
https://sites.google.com/view/underwave/
トラック・ベスト3:
1. JUSTHIS & Paloalto - "Cooler Than the Cool feat. Huckleberry P"
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韓国の社会事情を描いたリアルコリアンヒップホップ。PVのタイポグラフィーも情景を上手に再現しててカッコいい。何よりラップが本物。
2. Most Badass Asian - "우리가 얼마나 (WURIGA)"
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次の世代の韓国ヒップホップクルー。まだ認知されていないけど、中でもEKというラッパー(PV中にドゥーラグ被ってる子)は圧倒的に実力派。
3. OFFONOFF - "춤 (Dance)"
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ClubeskimoのメンバーであるOffonoffがかなり久々にEPをリリースしてて、「愛」という抽象的な感情をその甘い歌声で表現してくれているのがたまらない。
Aspara [Lomanchi / MAL]
パーティー名 : Neoplasia
Emotions開催の翌日10月7日(土)、WWWβにてspeedy lee genesis主催のNeoplasiaというパーティーが開催され、僕もDJさせてもらいます。ディープハウスについて色々言いたいことはあるのですが、それはまたどこかでするとして、今回のステートメントにある「軽さ」という言葉の意味。いわゆるディープハウスとはまた違ったディープハウスが常態化し、じんわり感じとってもらえる日になるのでは思ってます。色んな人がその場に居て欲しい。来てくれ!
トラック・ベスト3:
1. NIGHTCRAWLERS - "Don’t Let The Feeling Go (MK Club Mix)"
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この曲、凄くダサいなと思うんですけど凄く好きなんです。いちいちしつこいボーカルと謎の上ネタ、ベースラインがない等、色々消化しきれない曲。
2. Red Paradise - "Dance"
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今年初めに日本で流通し始めたBottom Lineのコンピを買ってからDJでかけなかった日はないくらいよくかけます。どんな場所でもタフになれます。
3. Roy Of The Ravers - "Emotinium"
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TB303が歌ってるような…とは某レコード店店主の言葉ですが本当にそんな感じです。とにかく軽い。
speedy lee genesis [Neoplasia]
パーティー名:Neoplasia
この周年イベントの翌日10月7日(土)に「Neoplasia」というパーティーを開催します。ディープ・ハウスで超ヘヴンなイベント。
2017/10/07 sat Neoplasia
OPEN / START 23:30 at WWWβ
ADV ¥1,000 @RA / DOOR ¥1,500
LIVE:
SHIZKA fka inoue shirabe [Antinote / birdfriend]
DJ:
Dr.Nishimura (悪魔の沼)
Aspara [Lomanchi / MAL]
speedy lee genesis (S-LEE) [Neoplasia]
wear:NOVO!
トラック・ベスト3:
キックが4/4で入らないディープハウスぽい曲(矛盾してるけど)ってかなり天国~って感じの多くて今やばいと思ってるんですけど、そういう変化球タイプで甘めのおすすめトラックです。偽ディープハウス。89~90年で固まっちゃいました……。
1. The Cure - "The Caterpillar (Flicker Mix) (1990)"
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The Cureのリミックス曲。セルフリミックスなのかな?トロトロな展開のヘヴン具合が極上◯です。ドラムが意外ときちっと打ってるのも土臭くなくて好みです。mix upは他にもフロアであがりそうな曲が何曲か入ってていい感じ。
2. Paul Rutherford - "I want your love (1989)"
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Frankie Goes To Hollywoodのメンバーがソロで出した唯一のアルバムから。Chicの代表曲のカバーですね。ハイハットで延々引っ張る感じで気持ちいい薄々のディープハウス。歌がケバいのものいいと思います。12のビート付きverはゴミなので間違えないで!
3. Ambi Ence – "Pure Ambience (1990)"
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Btechというスウェーデンのレーベルからノンドラムなトラック。柔らかいパッドにつつまれてて120くらいのテンポで気持ち良かったらなんでもディープハウスっていっちゃう感じで恐縮なんですが、このグリッド感、かなりグッときませんか?
KOTSU [CYK]
パーティー名:CYK
90年代生まれ4人によるハウス・ミュージック・コレクティブ。Nachtbraker,Avalon Emerson,Courtesy,Hodini,HUGO LX,La Mamie’sといった、広義なハウス解釈のもと、あらゆるプロデューサー・DJを招聘。17年9月に始動一周年を迎えた。11/10(金)に渋谷WWWβにて『CYK 1st Anniversary feat.Nachtbraker』を開催。Nachtbrakerが1年ぶりにカムバック。
2017/11/10 fri CYK 1st Anniversary Vol.1 feat. Nachtbraker
OPEN / START 24:00 at WWWβ
ADV ¥2,500 @RA / DOOR ¥3,000 / U23 ¥2,000
DJ:
Nachtbraker (Quartet Series / Heist Recordings / Dirt Crew Recordings / from Amsterdam)
CYK crew (Nari / Kotsu / Naoki Takebayashi / DJ No Guarantee)
トラック・ベスト3:
1. Mall Grab - "Can’t Take It No More"
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データリリースも無く、フィジカルも依然少量入荷のみで、周りに所持している人もいない。しかし、何故か僕らはこの曲で幾度も踊ってきた。データ通信量と引き換えに手元にやってきたこの曲は、Mall Grabがユース達にとってヒーローなんだってことを改めて認識させてくれる。
2. The Pilotwings - "Les Invasions Babar"
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ほとばしるマシーンサウンドに、一気に立ち現れるシンセサイザーの海。ベスト。BFDMというレーベルは素晴らしい作品が多い。
3. The Pilotwings - "Les Invasions Babar"
コメント
NYに旅行していた頃に遊んでいた友人。帰る時に1枚プレゼントしてくれたヴァイナルはかなり現場でプレイしました。スペーシーなサウンドに、疾走感のあるシンセサイザーがフロアに多幸感をもたらす。
Daigo Sakuragi (D.A.N.) [Bowler Room]
パーティー名:Bowler Room
テクノとボーリングの融合。笹塚ボウルにて実施。第三回大会を12/16に開催予定。
トラック・ベスト3:
1. Willow - "Untitled A2"
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こんなスカスカで良いのか!?ってくらいスカスカで良い。
2. Pearson Sound - "Eels"
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異次元に誘われる系。落ち着く。
3. Airhead - "Cristobal"
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ワイワイしてるんだけど、どこか冷静な自分がいる感じ。とてつもないバランス感覚。
The Chopstick Killahz (Mars89 & min) [南蛮渡来]
パーティー名:南蛮渡来
The Chopstick Killahz Presents
南蛮渡来vol.15
2017/10/20 fri 23:00~ at Rubyroom
DOOR ¥1,500 / 1D
Guest DJs: Afriki N’waternbee, KΣITO
DJs: UKD, KNKwalks, KAGI•CHANG, The Chopstick Killahz
Video: Hategraphics
Tarot: Awai
トラック・ベスト3:
1. Randomer - "Bell Jam"
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The Chopstick Killahz的クラシックス。パーカッションで作られたプリミティブなメロディと硬いキックが最高!
2. Tunnidge - "Tribe"
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音域のバランスが偏っているけどシンプル且つ儀式感があって大好き。
3. Tzusing - "Esther"
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今年L.I.E.SリリースされたTzusingのアルバム『東方不敗』より。アルバム通してかっこいい曲だらけだったが、中でもこの曲が特によかった。Dance HallやScrewedしたTechnoと合わせて使っている。
Info
2017年10月6日(金)
WWW & WWW X Anniversaries "Emotions" supported by EYESCREAM
出演:
Alfred Beach Sandal + STUTS
KID FRESINO
C.O.S.A.
ZOMBIE-CHANG (BAND SET)
CHAI
tofubeats
PARKGOLF
MIYACHI
MonyHorse, PETZ (YENTOWN)
ゆるふわギャング
DJ:
YonYon
Aspara
S-LEE [Neoplasia]
KOTSU [CYK]
Daigo Sakuragi (D.A.N.) [Bowler Room]
The Chopstick Killahz [南蛮渡来]
渋谷 WWW / WWW X / WWWβ
時間:OPEN 18:30 / START 19:00 (END24:00)
※18 歳未満は 22:00 以降入場不可
※WWW / WWW X / WWWβ 出入り自由となります。
料金:前売り ¥2,300 / 当日券 ¥3,000 (ドリンク代別)《チケット発売中》
e+ / ローソンチケット[L:70905] / チケットぴあ[P:343-391] / WWW店頭
問い合わせ:WWW 03-5458-7685
主催・企画制作:WWW
協力:EYESCREAM