自身のキャリアで1億7200万枚もアルバムを売り上げ、2000年以降最も成功したアーティストの一人であるEminem。彼は曲を購入する新たな方法として投資を音楽業界に取り入れようとしている。
Royality Flow Inc.は、Eminemが1990年から2013年の間にリリースした作品において、その権利の一部を売ることを発表した。またその株の最小単位は$2250としており中にはダイヤモンド認定されたアルバムの『Marshall Mathers LP』『The Eminem Show』も含まれるようだ。またEminemの元プロデューサーであったFBT Productionsは10月に出すであろう新曲の将来の権利をオークションにかける予定だと話している。
このような形でロイヤリティ取引をした例は以前にも存在しており、Wiz Khalifaの『See You Again』、Chris Brownの『Drunk Texting』、Ariana Grande, Lil Wayneの『Let Me Love You』などだ。
今回発表した事例はより規模を拡大した形となり多くのポテンシャルを秘めているだろう。今後ストリーミングサービスが進行するにつれ無形資産により注目度が高まるだろう。
「Eminemの曲の権利を持っている」と自慢できる権利ほど羨ましいものはないだろう。