国を象徴する歌である国歌。どの国も国歌には歴史があり、長年変わらず歌われ続ける。しかしとあるアメリカの青年が、世の中は変わっていくのだから国歌も変わっていくべきだと主張し、署名運動をはじめた。この署名運動、新しい国歌はQuavoに歌わせるべきだと訴えるもの。「Quavoに歌わせて新しい国歌を作れ」署名はもうすぐ賛同者7000人に達し、トランプ大統領に届けられるようだ。
MigosのメンバーのQuavoはグループとしての活動はもちろん、様々なアーティストの客演にも参加。現在はTravis Scottとのコラボアルバムを制作しているというQuavoだが、いよいよ次は”国歌 feat.Quavo”でもいいんじゃないかという考えから始まった署名運動である。2017年の現代の音楽を代表するミュージシャンとも言えるQuavoに頼んで、この時代に合った国歌に一新してもらおうとのことらしい。
そんな考えを主張して署名運動を始めたアメリカの青年Sean Grey。オンライン署名収集サイトChange.orgで署名を集めているようで、賛同者が十分集まれば実際にトランプ大統領や、国歌を変える権限のある政治家達のもとにChange.orgが届ける予定。
アメリカの国歌の歌詞は1814年に書かれたものであり、1931年に国歌として採用された。それ以来変更されずにずっと歌われ続けている。Sean Greyは「もう2017年だ。この国もそろそろ時代に合わせて動こうよ。Feat.Quavoで国歌を作り直そう。彼はなんでもフィーチャリングするし、いいだろ?」と述べている。
現在は7500人が目標に設定されているこの署名運動。すでに約6500人の賛同者が署名し、あと少しで目標人数に達する。さまざまなヒップホップ関連のニュースサイトもこの署名運動を取り上げられたことで、現在も賛同者は増え続けている。すぐに7500人に達しそうだ。
これに対しQuavo本人もTwitterで反応。
SO THEY WANT HUNCHO TO BE FEATURED ON THE NATIONAL ANTHEM LETS ROLL
— QuavoYRN (@QuavoStuntin) 2017年8月12日
もしオリンピックの国歌斉唱でQuavoの声が流れたらどのようになるか動画を作った人も。
If Quavo sang the National Anthem.
(Jason Whitlock is somewhere taking a knee) pic.twitter.com/rSLeIzWCQg
— rayneutron (@RayNeutron) 2017年8月14日
万が一"国歌 feat.Quavo"が実現した場合誰がトラックを作り他にどんなアーティストが参加するのか。
「Feat.Quavoの国歌をつくれ」署名運動は日本国内からも賛同可能。こちらからオンラインで署名することができる。