デビューアルバム『Ctrl』を今年TDEからリリースしたSZAが、ガーディアン紙のインタビューで衝撃的な事実を明かしている。
インタビュー内で、SZAはアルバム制作がなかなか進まなかったことを明かしている。収録予定の曲を聴き返すうちに、満足ができなくなりボツにしてしまったことを話すSZAは、昔からお母さんに時間にルーズだとよく怒られていたという。
ではどうやってアルバムのリリースにこぎつけたかというと、レーベルがSZA抜きでリリースしたからだという。「レーベルの人間が、私から曲が入っているハードディスクを奪ったの。それが全て」とSZAは語っている。
SZAはハードディスクに入っていた150~200曲の曲から、自分でチョイスしており、「私以上のことを誰がわかるの?」という気分だったという。
なのでリリースされた『Ctrl』はもちろん十分な傑作だといえるが、SZA曰く「あと一ヶ月もらえたら全く違うものになっていた」とのことだ。
現在SZAは『Ctrl』に続く次回作を制作中ということで、あと半年くらいでリリースできるという。今度はSZA自身が満足する形でリリースしてほしいものだ。