近年アーティストによる社会貢献の話題が注目されている。例えばシカゴのラッパー、Chance The Rapperが行った地元シカゴの公立学校に対して約1億円の寄付、Rihannaが地元バルバドスの医療研究センターに約2億円寄付しさらに奨学金団体を設立するなど、自身が稼いだ富を、生まれた地域などに還元していく動きがアーティストの中で広まっている。
その中で2 Chainzが新作『Pretty Girls Like Trap Music,』をリリースした際に、記念として建てられたアルバムのジャケットに写っているピンクの家、Pink Trap Houseが注目されている。
Instagram timeline filled with Trap House pics❗️@StreetExecs has the best marketing campaigns for @2chainz #StreetExecs #GoHard pic.twitter.com/dgngIUxeng
— ❄️?DJ ElDoggin?❄️ (@ElDoggin) 2017年6月26日
このピンクのド派手な家を2 Chainzは昨日HIVの検査を受けられる1日限りの無料診療所に変えたのだ。7/4の独立記念日にAM11:00からPM3:30にかけてエイズの無料検査所をオープン。自身のプロモーションとサービスを掛け合わせたこのイベントはあらゆるメディアで注目されている。このようなイベントを無料でオープンに開けることは世間にとってエイズへの関心が高まるいい機会だろう。
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さらにこの2日前には2 Chainzはこの家を教会として活用、地元の牧師は「2 Chainzと彼のチームにこの家を建てたくれたことに対し、大きな感謝を。多くの人々の心に、私たちの街で起きた出来事として多くの敬意と共に残り続ける」とFox 5に対して語っている。
Pink Trap Houseは7/6までの期間限定のオープン予定だったが、あまりの好評さに期間が延びる可能性もあるという。(Yoshito Takahashi)