Desiignerのヒットソング"Panda"が大ヒットしてから1年以上経つが、プロデューサーのMenaceはまだギャラを全額支払ってもらっていないと語る。どうやら、ラッパーの Futureが"Panda"が自身の曲と酷似していると訴え、著作権侵害を申し立てたことが理由とのこと。
Desiignerは2015年に『Panda』でデビュー。新人でありながら瞬く間にビルボード1位を獲得し、『ベストラップパフォーマンス」でグラミー賞も獲得した。Kanye Westにサンプリングされたりなど、ラッパーなら誰でも憧れる衝撃のデビューを果たした。しかし『Panda』のトラックを作った23歳の若きプロデューサーMenaceはまだ印税を支払ってもらうのを待っていると言及。
ラッパーのFutureが『Panda』は自身の曲『Fuck Up Some Commas』に酷似していると著作権侵害を申し立てた。同時にKanye Westのプロデューサー、Mike Deanも自分は『Panda』のトラック制作に関わっていると発言。MenaceはMike Deanがトラック制作に関わった覚えはないと主張している。
審査中であるが、著作権侵害を訴えられた時点でギャラの支払いは全て一旦停止。「現在様々な手続きや交渉が延期されているため、来年までは分からない。問題は、一度誰かが訴えると全てが止まってしまうこと」とDJBoothのインタビューでMenaceは語った。
これに対してFutureはそのような訴えをした覚えは無いとコメント。オフィシャルな審査結果が出るまでどちらの発言が正しいかは不明。
MenaceがプロデュースしたDesiignerの『Panda』と酷似していると訴えたFutureの『Fuck Up Some Commas』はこちら。どちらもスタイルが似ているため、比較されやすいラッパーではある。
追記FutureとMike Dean自身はこの話を「真実ではない」と否定している。