新しくアルバム『Beautiful Thugger Girls』をリリースした、Young Thug。彼はTupacと自分を比較し、「俺は次のTupacである」とツイートした。
「アルバム『Beautiful Thugger Girls』を2PACの誕生日にドロップした。なぜなら俺が次のTupac(NewPac)であり、俺は彼がなることのできなかったThugになったと感じる」と彼はツイート。そのツイートには#SoImGoinFinishWhatHeStarted(Tupacから始まり俺が終わらせる)と書かれたハッシュタグが続いている。
I dropped E.B.B.T.G on 2PAC'S bday because I'm the #newPAC
I feel like I am the thug he didn't get to become #SoImGoinFinishWhatHeStarted??— Young Thug ひ (@youngthug) 2017年6月18日
伝説的なラッパーと自分を比較するラッパーが最近多い。ここ数ヶ月だけでも何度か目にした。4月にTroy Aveが同じように自分は第二のTupacだとインタビューで語り、NewPacになれると発言している。その1週間後にはBoosie BadAzzが自分のことを「この時代のTupac」であると言及。
先人の音楽のスタイルや生き方に敬意を払うリスペクト精神は大事だが、「生まれ変わり」や「超えた」と自称すると必ずどちらのファンも反応し、賛否両論になってしまう。特にTupacのようにすでに亡くなってしまい伝説となっている場合は、どんなに今の時代で売れている人であろうと、比較することが難しいのでなんともいえない。(小林一真)