以前FNMNLでも紹介している、『Launch Pad』や『Blocs Wave』などのアプリを開発しているチームAmpifyが新しく、音楽スタジオとしての機能が詰まっているiOSアプリ『Groove Box』をリリースした。
この無料のアプリは2つのシンセサイザー(ポリフォニック・シンセとベースライン用)と1つのドラムマシーンでパターンやシーケンスを作ることができる。フィルターや波形などのパラメータもいじることが可能であり、『Blocs Wave』や『Launch Pad』のようにタッチ操作で行う直感的で簡単な操作画面が特徴である。どこにいても即座に自分のビートとメロディを作り、iphoneをプロダクションスタジオ代わりにできるアプリとなっている。
他にも、ipadと連携してipadをミキサー代わりに使用したり、全てを指定したテンポやキーで統一する機能や、制作したトラックをパソコンに送りさらに手の込んだトラックを制作したり、Ableton社に対応しているアプリにワイヤレスで送信することが可能。
アプリ自体は無料だが、全機能の使用、追加でサウンドパックを入手するためには課金が必要とのこと。
動画で実際にiphoneとipad上で『Groove Box』を起動し、ループを重ねてトラックを作っていく様子を公開している。
イギリスロンドンの制作チームAmpify』は以前まで『Blocs』というチーム名でアプリ開発を行っていたが、今回の『Groove Box』のリリースと同時に名義を変更。アマチュアからプロまで幅広いユーザー層に向けて、次々とタッチ操作を上手く取り組んだ人気音楽制作アプリを提供している。(小林一真)
ダウンロードはこちらから。