Ableton Liveとは音楽制作やDJパフォーマンスなど、作曲も演奏も可能なシーケンサーソフトウェアである。そんなAbleton社によるソフトウェアに新たに追加できる機能をIsotonik StudiosがFacebook上で公開した。なんとAbleton Liveのソフト上でアーケードゲームのパックマンが遊べるようになると発表。パックマンで遊びながら、それがシーケンサーとしての役割を果たし作曲が行われるとのこと。
パックマンは日本で開発されたゲームなのでクラシックゲームを遊んでいた世代には馴染み深いはず。簡単に説明すると、パックマンとは敵であるゴースト画面内を縦横無尽に動き回って追いかけてくるので、プレイヤーはパックマンと呼ばれるキャラを操作しながらゴーストから逃げ回るゲームである。
今回はそのランダムで追いかけてくる各ゴースト達のスピードを設定することで、それが音の強弱や長さとなり、プレイヤーが逃げ、それをゴーストが追いかけて動き回ることで音が奏でられ作曲が行われる仕組みとなっている。
Isotonik Studiosは以前にもAbleton Live用の機能パックとして、テトリスやアステロイドを始めとする様々な懐かしいアーケードゲームを作曲シーケンサーとして使用できるシリーズを発売している。ゲームをプレイしながら音楽が作られていく様子はイメージしづらいかもしれないが、実際に指先で遊ぶ感覚でどんどん音が重なり曲が作られていく様子が分かるデモ動画がこちら。
パックマン版の発売時期などはまだ不明。以前リリースされたテトリスなどを含むアーケードシリーズパックは現在も$33.13で発売中。(小林一真)