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6LACKが新曲『That Far』の歌詞で、自身を批判したTwitterユーザーをディス

6lack

デトロイトの注目アーティスト6LACKが金曜日に新曲『That Far』をドロップしたのだが、ファンがすぐに歌詞の一部が6LACKのアンチに向けて言及していることに気づいた。

1バース目が『ニガーが俺のことをOne track mindedと呼んだ』という歌詞で始まり、そして『ママのソファーに座ってツイートしてる』と続いている。One track mindedは「一つのことしか考えられない頭」、「短絡的思考」、「ワンパターン」という意味である。

曲が公開された次の日にツイッターユーザーの@Uno_Lskが「6LACKにディスられたかも」とツイート。新曲の1バース目のディスは、彼が以前6LACKに向けてツイートした批判ツイートに対してのリアクションであると暴露している。

今回注目の的となっている彼の名前はLukonde Mulenga。南アフリカのザンビアに住むごく普通のヒップホップファンだ。歌詞サイトGeniusで彼はさらに詳しく批判ツイートをするにあたった経緯を説明している。

「あのツイートをしたのは、6LACKの曲はなんとなく一本調子で同じことばっかラップしていると思ったから言ったんだ」と批判した理由を語っている。

さらに「新曲が公開されたから聞いてみたら、開始20秒で『one track minded』と『ツイート』っていう言葉が流れて、すぐ自分の昔のツイートに対してだとわかり即座に今回の歌詞と自分のツイートのスクリーンショットを撮ってツイートしたよ」と新曲を聞いてからの行動も丁寧に説明。

今回の一連の騒動に対するネットの反響の大きさにLukondeは「自分がこんなに有名になるなんて、ただただ面白い」とコメントしている。多くの人から「6LACK宛のディストラックを送るべきだ」という声もあがっているとのこと。

LukondeはGeniusに投稿した文章の最後に「それでも6LACKは好きだよ」とアンチでは無いことを言及している。

今回の騒動はSNSの普及したネット社会ならではのニュース。ファンの反応がすぐにアーティストの目に入るようになった今、ツイートひとつでアーティストに影響をあたえることができるような場面が増えてくるのかもしれない。(小林一真)

 

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