6/7から東京・池ノ上のQUIET NOISE arts and breakにて、ブルックリン在住のアーティストMEGURU YAMAGUCHIのエキシビションが行われる。初日にはキュレータを交えたレセプションも。
1.展示タイトル:MEGURU YAMAGUCHI EXHIBITION「イメージの力」
2.会期:2017年6月7日(水)〜6月26日(月) 11:00-20:00
※会期初日、キュレータを交えたレセプションを行います。
<レセプション>
■日程: 2017年6月7日(水)
■開場: 18:00〜20:00
■入場: 無料
3.場所:QUIET NOISE arts and break
4. 定休日 :火曜日
5. 料金:無料
6. 作家情報:
MEGURU YAMAGUCHI / 山口 歴
1984年、東京生まれ。2007年に渡米、現在はブルックリン在住。
時代や国を越え描き出される伝統的な “ 筆跡 / ブラッシュストローク” 。その手法を用いて時代の表現に昇華するスタイルで創作活動を続ける。
+81 GALLERY NYや東京 Hidari Zingaroなどで展示を行ったほか、SOGO HONGKONGの30周年記念アーティストに選出され30mのビルボードを飾る。
昨年はニューヨークでのNIKEとNFLとのスペシャルプロジェクトで作品を展示、rag & boneニューヨークのアート壁画、東京 HHHギャラリーやセゾンアートギャラリーでの個展など国際的にも活躍の場を広げている。
2017年には ISSEY MIYAKE MEN とコラボレーションし、 “ OUT OF BOUNDS ” シリーズが2017年春夏コレクションに起用される。
http://www.meguruyamaguchi.com/
7.展示内容:
イメージの力。山口が制作活動において最も大切にしている視覚的追求。
人が見た瞬間に感じる芸術作品が持つ驚きと感動。そのイメージは精神に働きかけ、脳を刺激する。
鮮烈なイメージは瞬時に記憶として残され、イメージギャラリーが脳の中に記録されていく。
この表現は抽象表現の時代にも賞賛されたものであり、今なお山口に大きな影響を与えている。
山口は四角い決められたまっさらなキャンバスに絵を収めるというよりも、
筆跡やビジュアルに重点を置き、それに合わせた支持体(キャンバス)を作る。
それは時にキャンバスの枠を飛び越え、彫刻的要素も含まれているように感じる。
素材、形態、色、視覚的に感じとれるものを実験し模索し続けている。
絵画とは何か、はたまた現代アートとは何か。時間がたてば現代アートはなくなり未来が現在になる。
絵画と向き合い、その時代に影響を与え、人々の記憶やイメージを後世に残す事はアーティストにとって永遠の課題であり使命だと私は思う。
Curated & Written by Eri Takane
Guest artist : Houxo Que