スニーカーバブルが続くことで、それを悪事に利用しようとする人も後を絶たない。
先日はNikeストアから800足ものスニーカーを盗んだ男が逮捕されたが、今度は50万足もの偽ブランドスニーカーが中国で押収された。
押収されたのは安徽省にあるスニーカー工場で、この工場で作られていた偽ブランドスニーカーは中東やアフリカ諸国に輸出され、これまでに約100億円程の売り上げをあげていたという。
この工場ではNikeやConverse、Vansなどの人気ブランドを模したスニーカーが1足400円程度で制作され、それが6000円近い値段で海外の店舗で販売されていたとのことだ。
工場の摘発のきっかけはNikeの中国支社が警察に対し、中東でNikeの模造品が売られていると告発したのがきっかけになった。警察が捜査をしていたところ、この偽ブランド工場のディレクターが以前にも同じ罪で捕まったことのある人物だと判明し、捜査に踏み切った。