Mac Millerは2014年にリリースしたミックステープ『Faces』を制作した時、どこか地球とは別の場所にいたと語っている。『Faces』は彼が今から3年前の母の日、2014年5/11にリリースしたミックステープ。年月が経った今、彼は当時の製作期間中の麻薬中毒生活を振り返った。
彼は自身のTwitterで「『Faces』は特別だった」そして「『Faces』を作った時、俺は地球という星にいなかった。はるか遠くにいた」と言及している。
Woah or Whoa. I never know which one is correct but...you get the point. Faces was special. https://t.co/4bTyRHvwk9
— Mac (@MacMiller) 2017年5月11日
I was not on planet earth when I made Faces. Nowhere close.
— Mac (@MacMiller) 2017年5月11日
以前BillboardのPodcastで10歳の頃から麻薬をやってきたと語ったMac Miller。ミックステープ『Faces』は多くのドラッグ関連の歌詞を含んでいる。それに対してMac Millerは2015年のインタビューで「ドラッグについてこれ以上語ると陳腐になってしまう、ドラッグが無くても曲は作れる」と薬物依存を克服したことを示した。
そのインタビューの際に、彼がそこまで精神状態を整えられたのは音楽プロデューサーのRick Rubinが助けてくれたおかげであることも説明している。麻薬中毒だった時にMillerはリハビリには通わずにRick Rubinの家の近くに自分も家を買い、健康な体を取り戻すために一緒に行動。Republicレコードを紹介してもらっていい関係を築き、そこから徐々にMillerの意識が変わったとのこと。「この業界には薬物に溺れた人を徹底的に絞って搾取しようとしている人がいる一方、なにかを育てるには良い環境が必要であると理解している人もいる」とMillerは語っている。(小林一真)