イギリスのマンチェスター・メトロポリタン大学のPete Dale教授は、テクノなどのエレクトロニックミュージックを、学校の音楽の授業に取り入れることが、音楽教育を革命的に進化させるという意見を発表した。
Dale教授は、教室では多くの学生がテクノなどエレクトロニックミュージックを聴いて楽しんでいると説明している。しかしながら、音楽の授業になるとメインで習うのはどうしてもクラシックになってしまう。クラシックじゃなくて、普段から慣れ親しんで聴いている音楽を授業で使用することで、学生もより積極的に授業に参加するようになるとDale教授は主張している。
「多くの子供は、そうした音楽で育っている。なぜなら彼らの両親の多くはアシッドハウス真っ盛りの時代のレイバーだからだ」と教授は少々強引な論を展開しているが、「音楽の授業で、レイヴなどのイギリスのカルチャーを知れる機会は少ない」というのは事実だろう。
Dale教授自身も以前授業にDJセットを用いたことがあり、その時の生徒の食いつき方は凄まじいものだったという。
教授の意見はこちらで読むことができる。