今月3/11にロサンゼルス郊外の倉庫に香港で活動するイギリス人アーティストのSimon Birchがリーダーとなってthe 14th factoryと呼ばれるアート・カルチャースペースをオープンさせた。the 14th factoryには14の部屋が用意されており、Birch本人やコラボーレーターの作品が展示されている。ビデオ、インスタレーション、彫刻、絵画、パフォーマンスなど、展示内容は変化し、世界中のジャンルを横断して活躍するアーティストがこぞって参加している。
現在the 14th factoryの一室で展示されている「the barmeside feast(見せかけだけの供応)」という展示は映画ファンたちを熱狂させている。その展示は、カルト的映画、1968年公開のスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』のラストシーン、第四のモノリス(白い部屋)を完璧に模した部屋を再現しているからだ。
Simon Birchが香港の建築デザイン会社のKplusKの協力を得て、映画のセットのような白い部屋を模倣している。ライトがほのかに埋め込まれた床、ルネサンス期のような美術品、調度品などが完璧に再現されている。もちろんその家具に座ったり、寝転んだりすることもできる。
もしロサンゼルスを訪れることがあれば足を運んでみてはどうだろう。