Chance The Rapperが地元シカゴの公立学校に100万ドル(日本円で1億1000万円以上)の寄付を行ったと、先ほど開いた記者会見で発表した。
Chanceは先日シカゴがあるイリノイ州のラウナー知事と面会し、シカゴの公立学校の状況改善について話し合ったが、知事からは明確な回答がなく失望したと語っていた。
本日Chanceはウェストコット・エレメンタリー・スクールを訪れ、教育支援の重要性について意見を交わし、シカゴの公立学校に緊急の支援が必要だと再度訴えた。
「私たちの子供たちを、政治的な主導権争いの人質にしてはならない」と語り、Chanceは「知事が行動を起こさなければ、シカゴの公立学校は13日も早く年度を終わらなければならず、これはシカゴの38万人の子供たちが課外活動を受けられないことを意味する」と問題の重大さを指摘し、100万ドルの寄付を行ったと明かす。
.@chancetherapper is donating $1,000,000 to Chicago Public Schools pic.twitter.com/NHoQzzoC5M
— Corbin Reiff (@CorbinReiff) 2017年3月6日
Chanceは今後同郷のCommonとも同じ問題について話す予定だという。人権活動家で先週末にChanceと対談を行っていたDeRay MckessonはChanceのようなアーティストが、このような行動をすることは他の影響力のあるアーティストや、知事の考え方も変える力がありうるとTwitterでポストしている。
Chance's commitment to his hometown and to using his platform for the greater good are a model for other influencers.
— deray mckesson (@deray) 2017年3月6日