大阪を拠点に活動し、昨年はBlack Smoker RecordsからMIX CDをリリースしたDJ 行松陽介。彼は昨年2016年7月に脳に腫瘍がある事が判明し、それ以降入院・手術を行い治療に専念してきた。彼は手術による腫瘍の摘出を受けたが、腫瘍の一部が脳の神経回路に入っていたため、抗がん剤と放射線による治療に切り替え、維持治療を継続している。
脳腫瘍発覚後は仕事を辞め、治療と音楽活動に専念。入院中も医師の許可を取り、DJでの出演、イベントを開催してきた。先週東京Contactで開催されたフェスNew Assembly Tokyoでも、クラウドを行松陽介の世界に引き込んでいた。行松陽介本人も「しっかり用意ができて、満足行くDJが出来た」と語っていた。
しかしながら、激務が続いていた職を辞して、抗がん剤治療を行いながらDJとして独り立ちするのは常人外れた行松陽介と言えども難しいだろう。
そこで行松陽介のDJ活動と制作活動を支援するクラウドファンディングのプロジェクトがスタートした。そのプロジェクト公開後、わずか1日で目標金額を達成し、まだなお支援が集まっている。
リターンにはお礼のお手紙というのが行松陽介らしい。「高い手紙ですいません。4月中には皆さんの手元に届くように発送させて頂きます」とのこと。
クラウドファンディングサイトはこちらから。
手術跡が残る行松陽介のインタビューとフォトは以下のリンクから。