Chance The Rapperが男性向けファッション・カルチャー雑誌『GQ』2月号のカバーに起用されインタビューも掲載されている。ChanceはKanye West、ドナルド・トランプ、自身の宗教観などについて答えている。
Chanceは以前、ラップを始めたての頃はKanyeに憧れ、彼のようにラップするシカゴのキッズの1人だったとインタビューで明かしている。しかし、『GQ』のインタビューでChanceは「Kanyeのような性格になりたいと思ったことはない」と話す。彼の行動することの全てを理性で理解しようとしているが、自分がもしKanyeだったとしても同じことをするとは思えないそうだ。
「Kanyeは公衆の面前でクレイジーなことを言うが、プライベートだともっとクレイジーなことを話す」と自身のヒーローでもあるKanyeを評し、「彼は他人をフィルターを通して見る。だけど、うそつきじゃないよ」とも話す。
The Life of PabloにフィーチャーされたChanceは「いつもKanyeの側に立つようにしているよ。みんながKanyeはおかしいという時に、自分は、いやそれは違うよ。彼はリアル・シットをいっているだけだ」とKanyeを擁護している。
そしてドナルド・トランプにまつわるKanyeの発言などに関しては「彼はドナルド・トランプを恐れてなんかいない。自身の製作に集中して、若いファンたちに希望のメッセージを届けたいと思ってるはず」と話す。
Chanceは現在こどものための音楽を作っており、希望と理解についてのメッセージ、そして言葉についての音楽を作っているとのこと。だから「どうして恐れる必要があるんだい?」と答えている。
『GQ』によるChanceのインタビューの全文はこちらから。