昨年も多くの新星アーティストが登場した音楽シーン。今年もこれまで知られていなかった多くの新人アーティストの曲を聴けると思うと、ワクワクが止まらない。でもどの新人を聴けばいいのか、わからない人もたくさんいるはず!ということでFNMNLがおすすめする新人をラッパーに限定して紹介します!こちらは韓国編。
Sik-K
94年生まれのラッパーSik-KはYelows Mobというクルーにも所属しており、今年はミニアルバム『Flip』をリリースした他、Jay Parkのアルバムにも参加するなど、一気に飛躍を遂げた。ミュージックビデオも公開されている”Rendezvous”などで聴ける陶酔的で甘いフロウは中毒性抜群だ。
Hash Swan
Hash Swanは95年生まれのラッパーで、クルーHolmesに所属しDok2のレーベルIllionaireのサブレーベルAmbition Musikにも加入している。甲高い特徴的な声を持ち、さらにスマートなフロウを使いこなす注目株だ。Holmesの盟友であるdKashとリリースしたEP『Hash Kash』では、トロピカルハウス的なトラックも自在に乗りこなし、新世代の登場を感じさせてくれた。
MKIT RAIN
現在クルー単位で最も注目を集めてるのはMKIT RAINだろう。naflaやLoopy、Blooなど5人のラッパーたち全員がアメリカ育ちというMKIT RAINの面々はトラップからニューウェストのテイスト、そして90’sまでそれぞれ幅広いスタイルの特徴を持ち合わせている。去年リリースされたクルー名義での楽曲”Weatherman”はスマッシュヒットとなった。
GroovyRoom
唯一ラッパーではないのだが、Sik-KのクルーYelows Mobに所属しているプロデューサーユニットGroovyRoomは、現在韓国で最も注目すべきビートメーカーだろう。パクギュジョンとイフィミンの2人によるGroovyRoomはJay ParkやLiveのヒットチューン”EUNG FREESTYLE”やもちろん、同じクルーのSik-KなどにUSのトレンドを意識しつつも、洗練された硬軟を使い分けたビートを提供している。先日GroovyRoomでの初のシングル『Loyalty』をリリースしたばかり。