現在、21 Savageとツアーを行なっているYoung Thugが、とある空港でアラスカ航空の従業員の黒人女性2人に侮辱的な言葉で罵り、さらに彼らに「これで仕事を辞めろ」とそれぞれ15000ドルを渡しつける様子がThug本人のInstagramに昨日投稿された。
この口論は、Thugがシアトルでのライブに向かう便に乗り遅れたことから起こったようだ。航空会社は彼に代わりの便を勧めたが、Thugはそれを拒否したようである。最終的に、その日の公演はキャンセルとなってしまった。
本人のアカウントから動画は削除されているが、こちらから見ることができる。
A clip of @thuggerthugger1's airport altercation
A video posted by HotNewHipHop (@hotnewhiphop) on
Young Thugの黒人女性らへの言動には批判が集まり、自身もこの動画をアカウントから削除した。そして今朝、この騒動に関して、本人がInstagramにいくつかの動画を投稿した。
初めのビデオでThugは、黒人に関する暴力的なビデオを自らは楽しんでおきながら、Thugを攻撃する人たちを偽善者として非難。そして、「俺はアフリカン・アメリカンだ」というキャプションとともに投稿された他のビデオでは、自分自身は政治からは距離を置いているとはしつつも、「Black Lives Matter Forever (ブラック・ライヴズ・マターは永遠だ)」と主張し、彼が黒人コミュニティへのチャリティーを続けていることなどを話した。
I don't do politics is too close to police.....
A video posted by ""JEFFERY"" (@thuggerthugger1) on
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(辻本秀太郎)