昨日TwitterでアメリカのTV局CNNで、本来放送されるべき番組の代わりに、ボストン地区で30分間に渡りハードコアポルノの映像が放送されたという情報が出回り、様々なメディアもその件について報道、一気に世界中にその珍事は広まった。
情報の発信元はTwitterアカウント@Solikearose(現在はプライベートモードになっている)で、このアカウントはハードコアポルノの画像とともに、「本来放送すべき番組の代わりに、CNNでハードコアポルノが放送されていたのを局側が気付くのが待ちきれない」とのツイートを行い、さらに複数回に渡り「RCN(CNNをボストンで放送するローカルテレビ局)がミスしてハードコアポルノを放送したのを、誰か見ていないの?」など訴えかけた。
このアカウントの情報を元に、CNN側も一度は30分にわたり不適切なコンテンツを放送していたことを認め、原因を調査すると発表したことで、一気に様々なメディアがCNNのミスを報道した。
しかし2時間後にCNNは再度声明を出し、「様々なメディアの報道とは反し、RCNはCNNに対し、昨日ボストン地区でCNNの放送が中断されたということないことを断言した」と先程の声明を撤回した。
さらにCNN側は調査した結果、そのような放送がされてしまったという証拠は全くなかったとも発表している。
@Solikearoseは現在もニュースの捏造を否定しており、「この画像は真実だ」とTwitterに投稿している。
大統領選挙で偽装ニュースがSNS上で拡散され選挙結果に、影響を与えたことなどから、現在アメリカでは偽装ニュースに、どのように対策していくかを各プラットフォームが検討している中、またしても同じような事例が生まれてしまった。