SoundCloudにとって不安定だったここ1年を終えて、同社は年間収益が約2千800万ドル、43%増しと大幅に上がったことを10月にアナウンスした。この収益急上昇のおかげもあり、Soundcloudはアーティストに彼らの音楽が再生された分だけの利益を支払うことを契約する発表を行った。
SoundCloudのプレミアパートナープログラムを通して招待されストリーミングをしている特定のアーティストは、そのプラットフォームに参加、関わっていることを理由にすでにSoundcloudから利益を受け取っているようだ。今後楽曲をそのプラットフォームで共有することで少しでも儲けようとするアーティストが大いに増える事を見込みつつも、SoundCloudはそのパートナープログラムを徐々に一般の人にも公開することを目標としている。
以下がSoundCloudによる発表の内容だ。
今日という日は私たちの収益共有プログラムにとって新たな歴史的な出来事を刻む日となります。ここ数ヶ月を経て私たちチームはクリエイターを収益共有プログラムにセットアップするためにもっとたくさんの人をもっと早く呼び込めるようにするため、その段階とプロセスを合理化しさらにオートメーション化しました。これは楽曲をそのプラットフォームで共有することで少しでも収入を得ようとするアーティストが大いに増えることを意味しています。
SoundCloud Goと広告は収益の増加が精力的になっている数々の国でローンチし、私たちが順に独立したクリエイターを収益共有のためプレミアパートナープログラムに招待することを可能にします。今のところプレミアプログラムは招待制として継続されていますが、私たちのプログラムを楽曲をSoundCloudでシェアする全員に解放するという最終的なゴールは変わりません。
今日私たちはあるクリエイターグループに向けて新しいプロセスを発表しました。これから数ヶ月を通して私たちはもっと広範囲にわたる発表をし、世界中からもっとたくさんの独立したクリエイターに参加してもらうため彼らを招待できることを楽しみにしています。
(Ibuki Kasai)
via DJ MAG