ロンドンのDIYコンピューター会社のKanoは自分でプログラム可能なスピーカーやカメラ、楽器、ドット画面のキットを考案し、Kickstarterで資金を募っている。
キットを組み立てて、簡単なプログラミングを行うことでスピーカー、カメラ、ピクセルキットと呼ばれるLEDスクリーンは、さまざまな用途に早変わりする。
まずはスピーカーから。
音楽ファンにとっては楽器にもなるスピーカーが一番興味深いだろう。このスピーカーはBluetoothスピーカーにもなり、またコーディングとドラムパッドを組み合わせることでドラムマシーンにもなる。またジェスチャーを把握するシステムもあり、音を歪ませたりすることもできるのだ。
動画にもあるように、ボイスチェンジャーやテルミン、サイレンマシーン、Twitterを読み上げる機能を付けることができる。変幻自在のキットだ。
次にカメラを見てみよう。
普通にカメラとして組み立てて使うこともできるし、カウントダウンや「チーズ」という音に反応する機能を付けることもできる。また画像加工を自動化することもできる。センサーとカメラを組み合わせ「クッキーキャッチャー」というコードを組み込めば、監視カメラのような使い方もできる。
ピクセルグリッドとは?
ヨコに16個、タテに8個の解像度をを持ったライトをコーディングでカスタマイズ。ライトの色はほぼフルカラーで設定可能。天気予報やスポーツニュースを表示させたり、音楽に合わせて動くドット絵を表示させたり、ゲームを作ることもできる。
コーディングやプログラミングなんて出来ない…と思う人も安心。コーディングと言っても、キットへの命令がプログラミングされたブロックを組み合わせるだけ。
これら3つそれぞれ$99、もしくは3つセットで$249。
Kickstarter campaigは10月27日まで。現在4000万円近く集めている。目標まであと1000万円だ。気になった方はサポートを。