アメリカの大学でこの秋、Beyoncéの『Lemonade』をメイン教材にして授業が開講される。
テキサス大学アントニオ校の"Black Women, Beyoncé & Popular Culture"という授業では、その名前にもあるように学生たちはBeyoncéの最新アルバムでオーディオビジュアル作品の『Lemonade』を使用して「ブラック・フェミニズム」を学ぶ。
Kinitra Brooks教授はBeyoncéの『Lemonade』は「運動」であり「現代の黒人女性のメディテーションで」あると、授業の教材にした理由を語る。
授業は1週間に3度行われ、収録曲をベースにして行われる。"Formation"から始まり"All Night"で12月に終わる予定だ。
この授業のシラバスと呼ばれる授業の説明には「黒人のフェミニズムについての理論、歴史、文学などの枠組みを学ぶことを目的としている」と書かれている。
ちなみに海外の大学で1週間に3回授業が行われる科目はとても厳しいコースであり、教授は「このクラスはキツく、今まで以上にがんばってもらわないといけませ。甘めにするつもりはありません」と注意を喚起している。
「このコースは最新のもので、楽しく、興味深いものになるでしょう。けど学生には知に対して貪欲になってほしいと思っています。そしてポピュラーカルチャーの中にある人種やジェンダーについいての理論に対してオープンになってほしいと思います」と大学のサイトに対して語った。
via mySA