マルチカルチャルなUKの都市のロンドンやバーミンガム出身で、ジャンル横断的なアーティストをFADER紙がセレクトしているので紹介したい。そのリストはアフリカン、カリビアン、ダンスホール、アフロ・ポップ、ヒップホップ、グライム、R&Bと多様だ。
1. Yxng Bane
東ロンドンのMC。ラップからオフキーでのシンギング、多種多様なトラックに乗りこなすことができるMC。バッドボーイソングからラブソングまで。
2. J Hus
東ロンドンのラッパー。"Lean and Bop"や"Dem Boy Paigon"はYoutubeとSoundCloudで数百万回再生され、BBCが選ぶ「Sound of 2016」にも選出された。
小学生の頃に50 Centを聴いてラップをはじめる。グライムだけなくAfrobeat、レゲエのリズムも使いこなすテクニックを持っている。
3. Belly Squad
東ロンドンと南ロンドン出身のメンバーからなるBelly Squad。Drakeの"Controlla"やDesiignerの"Panda"のオリジナルなカバーで一躍有名に。オリジナル曲もすでに100万再生を超える人気。
4. Kojo Funds
Yxng Baneのフィーチャーリング相手でJ Husのライバル。"Murda"の美しいダンスホールとハードなリリックのコントラストがクール。
5. MoStack
MOBOアワードの「Best Newcomer」にノミネートされた北ロンドン出身のMoStack。ダンスホールのエッセンスとアフロ・ポップをブレンドさせる才能を持つ。
6. Lotto Boyzz (Ash x Lucas)
バーミンガムの2人組のクルー。パーティの熱を最高潮にするグッドヴァイブスのチューンを連発で発表している激アツクルー。ホットです。
7. Tion Wayne
北ロンドンのラッパー。ハードにソフトにラップし、アフロ・ポップのエッセンスをフックに絡ませる。チルなバイブスを持つラッパー。
8. Omo Frenchie
アフロ・ポップと言えばナイジェリアとガーナだが、そこにコンゴ加えるのがOmo Frenchieだ。彼はマルチリンガルなリリック、サヴェージなベース、ダークなフローで勢力図を塗り替える。
9. Kabzzz
プロデューサーでMCのKabzzzはまだまだ有名ではないが、ダンスホールとアフロ・ポップのバイブスをうまくブレンドさせたパーティチューンをリリースしている。これからの注目アーティスト。