ラッパーのYoung Thugが最新作『Jeffery』で使用した女性用のドレスを着た自身の写真は衝撃的だった。しかしThugにとってはそれは衝撃的でもなんでもないことだ。
今年Calvin Kleinのプロモーションムービーに出演した際も「ドレスを着ても、バギーパンツを履いたとしてもどっちでもギャングスターはギャングスターだ。ジェンダーなんてないとおれは感じてるよ」とのコメントを動画内で残している。
そんなThugの最新インタビューがBillboardに掲載されている。Thugは『Jeffery』のカバーアートで着用していたドレスについて「神がおれに授けたものだ」と運命的な出会いだったと明かしている。
Thugは「スワッグということになると、ジェンダーは関係ない」と再度自身のスタンスについても言及。先日報じられた婚約者Jerrika Karlaeとの「(結婚式には)2人の花嫁がいるだろう」とミステリアスな発言を残している。これはYoung Thug自身もウェディングドレスを着るということか、はたまた本当に2人目の花嫁が存在するのかは判明していないが、Thugのスタンスからして前者の可能性が極めて高そうだ。
また「12歳の時に足がとても小さかったから妹のピカピカの靴を履いていたら、父に殴られて、お前は学校に行くな、家族の恥さらしだ」と言われたが「おれは他人のクソな意見なんて気にしたことはない」とThugが昔からファッションについて独自の美学を持っていたこともわかった。
Billboardのインタビューはこちらから全文が読める。