Netflix オリジナルドラマ『ゲットダウン』の好評配信を受けて、『ゲットダウン』原宿スペシャルイベントがラフォーレミュージアム原宿で開催された。イベントには『ゲットダウン』ジャパン・アンバサダーのEXILE ÜSAと、ジャパニーズヒップホップミュージックのパイオニアであるスチャダラパーと、高木完が出演し、MCをいとうせいこうが務め、『ゲットダウン』の魅力と、ヒップホップについて熱いトークが交わされた。
EXILE ÜSAは 「ぼくの原点であるヒップホップの面白さが詰まっているこの作品の良さを日本のみんなに伝えていきたくて、今日はここに来ました」と挨拶。高木完も「ドラマ全6話見たけど、面白かった!こういうのっていい加減なものもあるけど、これはまったく嘘がない、リアルなドラマ」と開口一番本作へ太鼓判を押すと、スチャダラパーのBoseも「ドラマに登場するDJの“シャオリン”はカンフーを真似るダンスを取り入れるなど、ストーリー運びもまるで漫画を見ているような面白い表現を取り入れている」とエンターテインメント性に満ちた本作の面白さに言及した。
さらにダンスシーンについてÜSAはダンスシーンを監修したRich&Toneタローガ兄弟との対談をした際「どうやって今回の振り付けをしたのか、昔の映像を集めて勉強したのかって聞いたら、それだけではなく、当時踊っていた人々に直接会いに行って、当時の動きを教えてもらったらしいです」とリサーチ力に脱帽の様子。
また「作品の中にでてくるラップの日本語訳がすばらしい」と感動していたのはスチャダラパーのSHINCO。ANIとともに「ラップの言葉遊びは訳すのが難しいはずなのに、それを何ヶ国語にも翻訳して、全世界に配信したなんてNetflixのスタッフさん、エライ!!」と世界190カ国に同時配信するNetflixの翻訳技術力にも触れるなど、トークはだんだんとヒートアップ。「トーク内容が熱すぎて、誰もついて来れないよ!(笑)」と、MCのいとうせいこうにたしなめられる一面も。
先日ニューヨークで行われた「ゲットダウン」ワールドプレミアにも参加したDJ SARASAが登場。プレミアで、本作にも登場する伝説のDJで、本作のアソシエイト・プロデューサーであるグランドマスター・フラッシュが「70年代当時の記録を残していなかったことを後悔している。この作品を通じて当時の様子を世界に伝えられたら嬉しい」と語っていたことを紹介。バズ・ラーマン監督も「Hip Hopが生まれたきっかけが気になってグランドマスター・フラッシュに会いにニューヨークに行ったら、本作が完成するまでニューヨークを出られなくなったんだ(笑)」と話していたことを紹介し、『ゲットダウン』が当時活躍した数々の伝説的なアーティストと協力して作り上げられたことを語った。
フォトセッションでは、まるで新しいHip Hopグループが誕生したかのように全員で「ゲットダウン」ポーズを決めて、イベントは盛況のうちに終了した。
Netflix オリジナルドラマ『ゲットダウン』はNetflixで絶賛配信中だ。