シカゴを拠点にする大人気ラッパーChance The Rapperは、これまで自身のすべてのアルバムをフリーでリリースしてきた。そんな彼がレコードショップでセレクトしたCDやレコードを、シカゴの街中で道行く人にプレゼントするという粋な企画が催された。
Chance The RapperはシカゴのレコードショップReckless Recordsを訪問。そこでJay Dillaのクラシックアルバム『Donuts」やシカゴの若手ラッパーMick Jenkinsのアルバム『The Water[s]』、映画『ジーザス・クライスト・スーパースター』のサウンドトラックなど大量のレコードやCDをディグした。
その後購入したレコードやCDを手に「CDやレコードがタダだぜ、CDやレコードを持っていってくれ」と行商人のように街中で連呼。集まってきた人々にその人に合いそうなレコードやCDを説明しながらプレゼントしていった。多くの人に聞いてもらうために自身の作品を無料でリリースしているChance The Rapperらしいはからいといえるだろう。動画は下のプレイヤーから見ることができる。
Watch @chancetherapper visit Chicago's Reckless Records, buy some tunes and give them away. ?https://t.co/ccknlrz9wD
— billboard (@billboard) 2016年8月11日