今世界でタクシー業界を脅かすUberの創設者の1人、Garrett Campが新しく住宅物件の売買を促進するプラットフォーム、Hausをローンチ。Hausは売り手、買い手、エージェントの間で行われるやっかいでめんどうに思われがちな交渉プロセスをデジタル化し、とてもシンプルに提供してくれるサービスとなっている。
by Ibuki Kasai
売り手が物件をアップロードし、買い手やエージェントはオファーをリストアップしたり作成したオファーの一覧表を整理したりすることができる。ファックスや電話、紙とペンでのリスティングなどの時代遅れの手段はもはやない。
HausのジェネラルマネージャーのSarah Hamは「(Hausのスタートによって)より効率的なマーケットになると思うし、最終的にオファーの数や値段は需要によって決まることになります。入札競争はよくあることで受け入れられており、資産プロセスの一部となっています。しかし私たちの方法なら、買い手は自分たちの立ち位置を認識しており、オファーをもっと張り合わせるためになにをするべきなのかを知ることができます。しかし自分たちで交渉する必要はありません。」とThe Drumで語った。
Hausはオファーに対する需要を測定し売り手が値段を設定するヒントにすることができ、買い手も自分たちの条件を設定することで予算オーバーの無駄な入札戦争から逃れたりと効率的なマーケットとなっている。Uberの住宅物件バージョンといったところだろう。
Hausの利用はこちらから。