Boiler Roomは今後、コメント欄に書き込まれる差別的な発言を根絶していく考えを示した。
今回の動きの発端は、DJのNIghtwaveが6月29日に行われたパリのイベントの際に、彼女のコメント欄に性差別的な発言がなされていたことを受け、これに対しTwitterで声を上げたことからだ。
Good to see all the experts in the Boiler Room chat! Thanks! Come clean my flat sometime?
— Nightwave (@iamnightwave) 2016年6月29日
Will say a prayer with Moët for all the haters on my next tour?have fun hoovering your Nan's car
— Nightwave (@iamnightwave) 2016年6月29日
これに対し、Boiler RoomのアカウントはすぐさまNightwaveを擁護する形で、今後はライブストリーミングの際にコメント欄を監視する役を雇っていく、と発言した。
@MANARAxx & obviously we're gonna keep booking people irrespective of any racegendersexbelief factor. no retreating to safe white tech house
— BOILER ROOM (@boilerroomtv) 2016年6月29日
Boiler Roomの主催者でプログラマーのGabriel Szatanは、今回の件に対しwebメディア、FACTへのコメントで
「我々は、ミックスや曲など音楽に対する批判を禁止するなどということはできない。しかし、不快な性差別や人種差別的な発言は見逃しておくわけにはいかない。いまはどのようにしてそれらの発言を監視するのかについて検討中である。簡単なことではないだろうが、ここは譲れない点である。アンダーグラウンドで最も大きなライブストリーミング会社としてとしてそれに挑戦しなくてはならないし、我々にはそれをリードしていく責任があると考えている」と語っている。
Via Fact