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アート版のShazam!? “Magnus”がギャラリーの楽しみ方を変える。

Magnus

街なかでふと出会った音楽の曲名やアーティスト名が知りたい、そんなときに流れてくる音楽にスマホを向けるだけで曲名やアーティスト名を教えてくれるアプリShazam。そのShazamのアート版ともいえるアプリ”Magnus”がいま話題となっている。

ギャラリーで出会った気になる作品にスマホを向けて写真を撮るだけで、その作品の作家名、タイトル、制作年、寸法や材質が即座に表示され、さらにはその作家の過去の作品や展示の記録の情報を簡単に知ることができる。
このようにアートの楽しみ方をより便利で新しいものに変えてくれるのが、この”Magnus”のアプリだ。

 

さらにこの”Magnus”のもつユニークな点は、これがその作品の価格まで表示してくれるというところだ。

「私はアート市場へのアクセスを提供している。価格が簡単に比較できることで、アートの専門家でなくてもバイヤーになることができるようになっていくだろう。」
これはアプリの仕掛け人であるMagnus Reschの言葉であるが、ここにあるように”Magnus”はこれまでアート市場の外にいた新たな層をバイヤーとして取り組み、市場を新しいものに変えていくものになるかもしれない。

 

膨大な数を扱う、また日々作品も増えていくアート作品のデータベースをどのようにアップデータしていくかということについては、”Magnus”はユーザーがアプリで撮った写真をInstagramなどのソーシャルメディアを通してシェアする際に、シェアされた作品が”Magnus”のデータベースにとって新しい場合それをデータベースに追加していく、という仕組みになっているようだ。

また、ユーザーはその街で行われている展示やギャラリーの情報をまとめて確認することができる便利なマップも利用することができる。
アプリのダウンロードはこちらから

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