西村浩平が2006年に立ち上げ、近年はパリのファッションウィークで展示会も行なっているDIGAWELが、2020SSのLOOKBOOKを公開した。
今季は「expression(l)ess」(=無表情の)がテーマで、近年のシーズンよりもカラーも抑えつつも、未知の手触りをもったアイテムが展開されている。ショップでの展開は1/17(金)からスタートとなる。
網膜的な表情ではなく手ざわりを通じて未知の感情に触れてしまったことが、今回のコレクションの発端にあたります。それを起点にわたしたちは文字通り手探りでリサーチを進めていきました。表情に欠いた見えないものへの不安と予感そして暗示が画面に充填されたホラー映画というジャンルを参照枠とすることで、視覚に導かれた理性的なものではない触覚的な感情をなんとか捉えようと努めています。