先日大人気ブランドSupremeの今年の秋冬コレクションがローンチされた。東京の各ショップにも大行列ができるなど、相変わらずの人気を誇る同ブランドと、60年近くの歴史をほこる大手養豚企業Farmland Foodsとの間で、興味深いやりとりがされている。
今季のキャップの中にFarmlandのロゴをサンプリングしたアイテムがあるのを発見した同社はTwitterで、下記の投稿を行った。
Hey #Supreme, that logo looks super familiar. We missed the drop – what do you think about sending a few our way? #FARMLANDxSUPREME pic.twitter.com/zq0uIL6exA
— Farmland Foods (@FarmlandFoods) 2018年8月24日
了見の狭い企業なら訴えそうなものだが、Farmlandは「このアイテムについて知らなかったから送って欲しい」とリクエストしたのだ。その1週間後に今度はFarmlandはInstagramを開設、なんと牧場で年配の男たちがSupremeのアイテムと、例のキャップを被った自前のLOOKBOOKを公開した。
Farmlandは投稿と共にSupremeにコラボを呼びかけており、完全にノリを理解しているレスポンスを行っている。Farmlandがもし豚ではなく牛を扱っていたら、こうはなっていなかっただろう。