毎シーズン、DIESELは広告キャンペーンで現代社会に対して強いメッセージを投げかけてきたが、2018 SSシーズンでも昨シーズンに続き「GO WITH THE FLAW」をテーマにブランドのメッセージを込めたムービーを公開した。
今シーズンはSNS映えなど完璧さを求める世の中の流れに対して、人生の不完全さを受け入れ、誇りを持って不完全さをポジティブな魅力に変えていこうと訴えかける。
ムービーは若い男女がそれぞれ自分の不完全さを直そうと決意した直後に、出会って恋に落ちるというストーリーで、Small Facesの"What’s a matter baby"をサントラに、不完全なままでいることの魅力を表現する。
ショートムービーでは、2018年春夏コレクションが披露され、90年代のムードを取り入れたオーセンティックなアイテムが登場。またムービーには『GO WITH THE FLAW』のタイトルと連動して、不完全なままでいることを推奨する隠しメッセージが存在する。これはイースター・エッグと呼ばれるビデオゲームなどでしばしば使われ る手法で、ジョークで入れた隠し機能のこと。動画には3つのサイト(@wantedsocks、www.bluffet.com、www.layover.it) が隠しメッセージとして写っており、実際にこれらのサイトにアクセスするとDIESELらしいアイロニーがつまったコンテ ンツが展開される。
キャンペーン画像の撮影はFlorence & Nicholas、キャンペーンのコンセプト制作はクリエイティブエージェンシーの Publicisが手がけた。
CREDITS
Diesel artistic director for this campaign: NICOLA FORMICHETTI
VIDEO CAMPAIGN
Director: FRANÇOIS ROUSSELET
VISUAL CAMPAIGN
Photographer: FLORENCE & NICHOLAS Agency: PUBLICIS ITALY