ファッションブランドのBalenciagaが2018年の春夏服のコレクションを発表。その中のひとつにレコード・レーベルRuff Rydersのロゴをリップオフしたシャツがあり、Ruff Rydersの創設者の甥であるラッパーのSwizz BeatzがBalenciagaをInstagramで名指しで非難した。
Swiss BeatzはInstagram上でBalenciagaのアカウント名を含めて、「いますぐこれについて話し合う必要がある」と投稿。その後、比較用に2000年に発売したオリジナルのRuff Rydersのシャツの画像も投稿。
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ほぼ同じデザインだが『R』が『B』に変わっているのがわかる。
彼がこの投稿をした1時間後には、BalenciagaのInstgaramアカウントは非難のコメントで溢れかえっていた。
これに対してBalenziaga側はまだ何もコメントしていない。
つい先月にもGUCCIが1980年代のDapper Danデザインのストリートウェアそっくりのジャケットを発表し、話題となった。近頃クラシックなストリートファッションのデザインをオマージュや盗用する大手ブランドが増えている。しかし元のデザインを言及しないことや、そっくりなロゴを使用しながら何も元のデザイナーに還元しないことが多く、毎度炎上している。(小林一真)