小鷹 瑛宏がデザイナーを務めるブランドVUTANTの2017年SSルックが公開された。
VUTANTはA Soft Tip=柔らかな先端をコンセプトに掲げ、柔軟でエッジな感性を表現している。時代の移り変わりを柔軟に感じ、テクノロジーとクリエイティブをベースにVUTANTのアイテムは創作が行われていく。
まずコレクションを大きく彩るのは、popでテクニカルなグラフィックたちだ。
プリントのインク厚が3mmもある独自開発したプリント手法、3Dプリントや、チェッカーフラッグ柄をスプレー缶で描くという発想から生まれた総柄模様。光に当たると浮かび上がるVRで踊る少年達。
アウターにはエッジの効いたプリントや刺繍が施されたMA-1やスーベニアジャケット、ボトムスには高級素材を使いながらも切りっ放しのディテールのスラックス、ほどよく肩の力を抜いたリアルクローズが今シーズンのスタイルの基盤だ。
グラフィックは前シーズンに引き続き今季もグラフィックDIYアーティスト、KOUが手掛けた。
全アイテム、徹底的に計算されたパターン構成と素材感で柔らかな着心地を生むものになっている。
大きく変形したデザインはないが、近未来的なプリントからひねりの効いたディテールまでを揃えることで、オリジナリティー溢れるコレクションを繰り広げている。
<Credit>
Photographer:ko-ta shouji
Stylist:ko-ta shouji
Hair&make-up:daisuke mukai
Model:jakub simek
Graphic:kou www.koooooou.com
〈info〉
instagram : https://www.instagram.com/vutant
web : http://www.vutant.tokyo