「女性をサポートして奮い立たせる」というテーマで立ち上げられたBeyonceのスポーツウェアブランドIvy Parkがスリランカの女性労働者を搾取しているのではないかと、The Sun紙が報じた。
Topshopとのジョイントベンチャー起業として立ち上げられた新ブランドはスリランカで生産されている。The Sun紙の報道によると、Anti-Slavery Internationalという団体が、そこで働く裁縫師たちは一時間あたり100円に満たない低賃金で働いており、従業員は毎月最低賃金を超える185000ルピー以上の賃金を受け取っているが、スリランカで生活するためには賃金は40000ルピーが必要であると主張した。
生産を引き受ける スリランカ最大手のアパレルメーカー、MASホールディングスは法律こそ違反していないが、スポークスマンは「厳格な取引基準を設けており、コンプライアンスを順守するように工場に伝えている」とIve Parkと自社を弁護した。
MASホールディングスは74000人の従業員を抱えており、その中の70%が女性である。Ivy ParkやBeyonceはこの件に対してコメントを発表していない。