21 Savageがキャリアの最初の頃は真面目にラップをしていなかったと明かす

先日、待望のニューアルバム『I Am > I Was』をリリースした21 Savage。
そんな彼がThe Breakfast Clubに出演。これまでのキャリアを振り返っている。

「俺はこれまでの人生で沢山のものを犠牲にしてきた」と語る彼はラッパーとしてのキャリアをスタートした当初、真面目にラップをしようとしなかったことを明かした。
「最初、俺は(ラップがどういうものか)本当に分かっていなかったんだ。なぜなら何があったのか本当に分からなかったからね。それが出来ること、そして俺とそれが出来ること(が分からなかった)。俺はただじっとして、俺自身の人生で起こったことについて考えてただけ」と当初、彼は困惑していたようだ。だが彼は続けて「俺は自分のベストを尽くすために出来ることならなんでもやらなきゃだめなんだ」と自分なりのベストの尽くし方を見つけたと語っている。

確かに今回リリースされたニューアルバムは比較的荒削りだったデビューアルバム『ISSA』に比べて、より洗練されており、ラッパーとしての21 Savageがより成熟したことを感じさせる内容になっている。それは題名の『I AM > I Was』からも伝わってくるだろう。

いずれにせよ、「自分のベストを尽くすために出来ることはなんでもやらなくてはいけない」という考え方はラッパーに限らず、全ての人に言えることだが、それを実際に行うのはなかなかに難しい。それを実現することができたからこそ、今の彼は現在のような地位を築くことが出来たといえるだろう。

RELATED

21 Savageがサントラのプロデュースを手がけた『スパイラル:ソウ オールリセット』| 「子供の頃から『ソウ』シリーズを見て育ってきた」と明かす

スリラー映画『ソウ』シリーズの最新作『スパイラル:ソウ オールリセット』が、9/10(金)に全国公開される。今作は過去8作をアップデート&リセットした作品となっていて、「ソウフリーク」として知られるクリス・ロック、さらにはサミュエル・L・ジャクソンも出演している。

Bobby Shmurdaがついに釈放される|21 SavageやMeek Millらが祝福

“Hot Nxxxa”の大ヒットで知られるものの、2014年に銃器や薬物の所持を理由に逮捕され、それ以来6年以上収監され続けていたBobby Shmurda。そんな彼が昨日ついに釈放されたことが報じられている。

21 Savageを自身の楽曲にフィーチャーするには10万ドル以上が必要であることが判明

若手ラッパーにとって、人気のアーティストを自身の楽曲にフィーチャーすることは一つの夢だろう。しかし、21 Savageを客演に招くには相応の対価が必要になるようだ。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。