Jacqueesが自身のことをR&Bの王だと主張し他のアーティストから非難を浴びる

シンガーのJacqueesが大胆な主張をし、話題になっている。
彼は先日、自身のInstagramに動画を投稿したのだが、その動画内で自身のことをR&Bの王と述べているのだ。

Fuck it !!!

Lamborghini Queさん(@jacquees)がシェアした投稿 -

彼は「皆に言っておきたいんだけど、俺が今のR&Bの王だ」と高らかに宣言している。この投稿には様々なコメントが寄せられているが、彼のこの宣言に賛同している人は少ないようで、Chris BrownやR.Kelly、UsherなどJacqueesよりもキャリアを積んでいるシンガーを挙げている人が多い印象だ。

Trey Songzはこの件を受け、泣き笑いの絵文字のみのシンプルなツイートをしている。


そして、Ty Dolla $ignはこのツイートに対して、Treyと同じく絵文字1つのみで返信。


彼らの真意は分からないが、それはおそらく肯定的なものではないだろう。

またシンガーのJ.Holidayは自身のInstagramにて、自らの意見を主張している。

Just saying! @theshaderoom #25tolife #randb

J.Holidayさん(@kingjholiday)がシェアした投稿 -

「あいつが言ったことはクソだ。今、R&Bの王は3人いる。1人目はファーストアルバムで2000万枚売った奴。2人目はシカゴ出身の奴。3人目はタッパハノック(ヴァージニア州の町)出身の奴だ」とJacqueesの主張を全面否定している。ちなみに彼が言った3人の王の1人目はMichael Jackson、2人目はR.Kelly、3人目はおそらくChris Brownだと思われる。

一方、またしてもシンガーのPleasure PはJacqueesを擁護するとともに、R&Bシンガー全員に挑戦状を叩きつけている。
「誰が1番ホットな楽曲を出せるか、R&Bシンガー全員で勝負しようぜ」とあくまでもフレンドリーな姿勢での勝負を望んでいるようだ。

このように、Jacqueesの宣言はR&B界全体を巻き込むものとなってしまったわけだが、確かにこれまでヒット曲を少なからず出してきたChris BrownやR.Kellyの方が今は、王の座にふさわしいと言えるだろう。しかし、先に書いた2人に比べて20代前半とまだ若いので、キングになりえる可能性は大いにある。自身がキングだと宣言したJacqueesのこれからに期待である。

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