2 Millyが自身のダンスを人気ゲーム『Fortnite』に盗用されたとして訴訟を起こす

ラッパーの2 Millyが、2014年のヒット曲“Milly Rock”のMVでフィーチャーされたダンス「Milly Rock Dance」の動きを人気ゲーム『Fortnite』に盗用されたとして訴訟を起こしている。

『Fortnite』にはラッパーが楽曲のMVで披露しミームとなったダンスのモーションがいくつか追加されている。「Milly Rock Dance」の他にもSnoop Doggの“Drop Like It’s Hot”のダンスや今年を代表するトレンドとなったBlocBoy JBの「Shootダンス」などをキャラクターに踊らせることが出来るが、いずれも元ネタとなったラッパーたちの名前がクレジットされていないことが問題視されてきた。

2 Millyは『Fortnite』のメーカーEpic Games社に対し、「俺は“Milly Rock”でEpic Gamesから報酬を受けたことは一度もない」と主張。「彼らは俺に許可を求めたこともなかった。弁護士のDavid Hechtが俺たちを代表してこの間違いを正してくれることを嬉しく思う」という声明を発表している。

弁護士はEpic Games社の人気ゲーム『Gears of War』のキャラクター「Cole Train」の見た目が元NFL選手Lenwood Hamiltonと酷似していたことを例にとり「Epic Games社がアフリカ系アメリカ人の才能や肖像を盗んだことはこれが初めてではない」とコメント。また、Chance The RapperもTwitterにて「『Fortnite』のエモートのダンスは黒人のクリエイティビティによって作られたものなのに、それが言及されていない」との批判を行なっている。

同じくシグネチャーなダンスを『Fortnite』に使用されたBlocBoy JBは、「金には興味がない。ムーンウォークを“バックステップ”としてゲームに追加しても怒られないだろ?」と、2 Millyとは対照的にダンスをゲームに無断で使用されることを問題にしない意向を示していた。

知的財産権の侵害、そして黒人のクリエイティビティへのディスリスペクトなど様々な問題を抱えた『Fortnite』。今後、この裁判はどのような方向へ進んで行くのだろうか?

RELATED

BALENCIAGAと人気ゲーム『Fortnite』がパートナーシップを締結

BALENCIAGAがTravis Scottなどとのコラボレーションでも知られる人気ゲーム『Fortnite』との多面的なパートナーシップをスタートした。

Dominic Fikeが『Fortnite』のバーチャルライブシリーズ「スポットライトコンサート」に登場

今や世界で最も人気のオンラインゲームの一つである『Fortnite』。Travis Scottが大規模なライブイベント『Astronomical』を開催し世界的に大きな話題を呼んだことも記憶に新しいが、今回、『Fortmnite』のバーチャルライブシリーズ「スポットライトコンサート」にDominic FIkeが登場することが決定した。

Travis Scottが『Fortnite』上のライブイベント『Astronomical』について「これまでと全く違う経験だ」と語る

以前から予告されていた通り、日本時間で今日朝8時からゲーム『Fortnite』上で第一回が開催されたTravis Scottのバーチャルライブイベント『Astronomical』。世界的に大きな注目を集め大盛況となったこのイベントについて、Travis Scott自身がインタビューで語っている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。