Yaejiが「Karaoke Mix」と題したDJミックスをSoundCloud上でリリース

ニューヨークを拠点として活動する注目アーティストYaejiが“Karaoke Mix”と題したミックスをSoundCloudにアップした。

約40分間にわたるこのミックスには、コンテンポラリーなエレクトロミュージックから90年代のヒップホップまで様々なジャンルの曲が登場するが、そのいずれにも共通するのがYaeji自身が歌っていることだ。要するに“カラオケ”である。

彼女はこのミックスのリリースにあたって、Dummyのインタビューに登場。次のように語っている。
「私はお気に入りの曲を口ずさむのが大好きなの」と語る彼女は続けて、「私が思うに、自分自身で歌詞を書き始める前から、こういうやり方はやってたわ。自分の声が曲に加わることによって、その曲がどのように進化して、変化するのかを想像することが私の習慣のようなものになっていたの。そうすることで私は、私のお気に入りのプロデューサー達全員とコラボすることが出来た。このミックスでは、私の好きな異なるトラックに即興でボーカルを乗せたの」と述べた。
このことからも分かるように、“Karaoke Mix”は彼女の才能や魅力、多様性が凝縮されたミックスとなっている。興味のある方は聞いてみてはいかがだろうか。

RELATED

【オフィシャルインタビュー】Yaeji 『With a Hammer』 | ハンマーガールの存在が自分を解放させてくれた

"Raingurl"や"Drink I'm Sippin On"などを収録した2017年のデビューEPで脚光を浴びたYaejiが、待望のデビューアルバム『With A Hammer』を本日4/7(金)にリリースした。

Yaejiが人気ゲーム『パックマン』とコラボした新曲“PAC-TIVE”をリリース|WeirdcoreによるMVを公開

ソウルを経由し現在はNYに拠点を置くプロデューサー、DJ、ヴォーカリストのYaeji。昨年リリースされた最新ミックステープ『WHAT WE DREW 우리가그려왔던』が世界中で話題を呼んだことも記憶に新しい彼女が、人気ゲーム『パックマン』とのコラボ楽曲“PAC-TIVE”のMVを公開した。

【レビュー】Yaeji 『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』|DIYな共同体による、温かいセラピー

タイトル曲”WHAT WE DREW우리가 그려왔던”のMVは6分間でこのミックステープ『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』全体のムードを効果的に表現している。おまじないをしながら巨大な玉ねぎを成長させるミステリアスなストーリーは、Yaejiのアーティスト写真も担当する写真家のダソム・ハンと、彼女の所属するアート・コレクティブ、Dadaism Clubのメンバーである監督、ジョン・ダウンによるもの。制作スタッフに加え、yaejiの祖父やソウル在住時代の友人たちなど出演者までMVに関わった面々はほとんどがyaejiの普段から親しくする友人だ。さらに、MV中でyaejiや彼女の友人たちが着ているスウェットシャツとダボダボのパンツもyaejiのオリジナル・ブランド、YAEJI-MARTのものだし、全体的にDIY要素の強いビデオだ。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。