Sminoがラジオヒットを狙った音楽を作らない理由を語る

先日待望のセカンドアルバム『NOIR』をリリースしたSminoがRolling Stoneのインタビューに登場。自身の経歴とアルバムの制作方法などについて語っていく中で、ラジオヒットを狙った曲を作らない理由を明かしている。

「最近はみんな沢山の作品を発表していますが、あなたはその中でも黙々としている印象があります」というインタビュアーの言葉に対し、Sminoは「もうすぐそれも終わりだよ。コートを、市場を俺の曲で一杯にしてやるつもりだ。俺は色々な種類のサウンドを持っているから、それをリリースして誰か他のやつをインスパイアして、パクられるのが嫌だったんだ。でも今はアルバムを出したし、みんなが俺のことを知っている」と、寡作でいたのは他のアーティストに自身のアイデアを真似されたくなかったからだと発言。続けて、「俺はアルバムアーティストなんだよ。ラジオを狙ったりしない。俺の次のアルバムは良いものになりそうだよ。今俺は『Noir』が嫌いだから、もう終わりだと思う」と述べた。

確かにSminoは同世代の他のラッパーと比べ活動に派手さは無いアーティストだが、二枚のアルバムはどちらも高い完成度を誇っている。シングル単位でのヒットは無くてもアルバムのクオリティでプロップスを勝ち取ってきたのはSminoの個性と言える。それとは反対に、同世代のTyler, The Creatorは自らのルーツがラジオであると公言し「ラジオで俺の曲をもっと流してほしい」と不満を漏らしていたが、同じ1991年に生まれた二人のアーティストがラジオへの認識や距離感で好対照を成しているのは興味深い。

RELATED

SminoとMonte Bookerの来日公演が決定

セントルイス出身のラッパーで、現在はChance The RapperやNo Nameなどシカゴのアーティストと深い交流を持つSminoが、盟友Monte Bookerと共に来日公演を開催する。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。