タイの軍事独裁政権を批判するラップチューンのミュージックビデオが大きな話題に

Studio Voiceのアジアの音楽シーンを特集した最新号でも大きくフィーチャーされるなど、盛り上がりをみせているタイのラップシーンから飛び出した1曲のミュージックビデオが大きな話題となっている。

RAP AGAINST DICTATORSHIP(=ラップは独裁に反対する)という名義でリリースされたこの楽曲のミュージックビデオには10組のラッパーが登場し、4年前のクーデターによって成立した軍事独裁政権に反対するメッセージを放っている。リリックでは言論統制や警察権力が横行している現在のタイの状況を痛烈に批判しつつ、「これが俺たちの国だ」とフックで歌っている。

先週公開されたこのミュージックビデオはすでに1700万回以上の再生回数となっていて、現地のiTunesストアでナンバー1ヒットとなっている。ビデオにはコメントも多く寄せられていたが、アーティスト側がコメントのいくつかが刑法に反する恐れがあるとのことで、コメント欄を閉鎖している。Bangok Postによれば警察はラッパーたちに国家のイメージを毀損し、コンピューター犯罪法に違反していると警告している。

RELATED

銀座のストリートフェスティバル『GL』が今年も開催

銀座の街に点在する個性的なバーやレストランで、HIPHOPからJAZZ、REGGAE、HOUSE、ROCKそして歌謡曲まで、豪華出演者たちの最高のパフォーマンス堪能できるフェスティバル「GL」が11月17日(土)に開催する。

7~9月の全米シングルチャートで10位内に入った曲の90%以上がヒップホップの影響にある曲と判明

アメリカの音楽業界の動向を調査しているサイトHit Song Deconstructedが、今年の7~9月期の、最新のトレンド傾向を発表した。

書籍『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門』が刊行 | 日米の歴史をカバーしたビギナーにも最適な1冊に

NHK FMで放送され話題となった番組『今日は一日“RAP”三昧』が元となった書籍、『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門』が、10/30(火)に発売される。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。